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マネータップ(money tap)とは
10月4日、SBI RIPPLE ASIAがスマホ用送金アプリ「マネータップ(money tap)」の提供を開始しました。
マネータップとは、銀行口座から銀行口座へ直接送金、即着金を実現したスマホ用の送金アプリです。
これは、リップル社のブロックチェーン技術が活用されています。
公式ホームページより無料でダウンロードできます。
メリット(特徴)、デメリット
では、マネータップを使うとどのようなメリット、デメリットがあるのかまとめてみます。
・メリット(特徴)
24時間365日利用できる
24時間365日いつでも送金が可能です。また、相手口座へもその場で着金されます。
銀行振込では、15時以降の振込だと反映が翌営業日となってしまいますが、マネータップでは、即反映されます。また、土日祝日でも即反映されます。
送金手数料がかからない
1回3万円、1日10万円までの送金については、送金手数料は無料となります。
電話番号、QRコードで送金可能
マネータップは、電話番号やQRコードでの送金も可能です。つまり、相手の口座番号を知らなくても送金ができるということです。
・デメリット
少額しか送金できない
マネータップは、個人間の少額送金を想定したサービスですので、送金金額に上限がございます。
・一回の振込上限金額 3万円
・一日の振込上限金額 10万円
法人では利用できない
マネータップは、個人間送金のアプリですので法人では利用できません。
サービス対応銀行
現在サービス対応している銀行は3社です。
・住信SBIネット銀行
・スルガ銀行
・りそな銀行
しかし、今後は国内金融機関の多数が追加されるとのことです。
マネータップは、SBIリップルアジアが事務局を務める内外為替一元化コンソーシアムのメンバーで活用される予定です。例えは、三菱UFJ、ゆうちょ銀行 等 もメンバーの一員ですので今後マネータップを利用できるようになるでしょう。
また、今後は国内送金のみならず、国外送金でも利用できるようになる可能性がございます。
個人事業主での活用法
個人事業主の方は、キャッシュレス化に対応できていない場合は多いかと思います(クレジットカードを導入しようとしたが決済手数料が高く導入を見送る等)。しかし、マネータップを導入すれば簡単にキャッシュレス化を実現できます。
手順は、以下の通りです。
- マネータップをダウンロード
- 自分のQRコードを印刷して、レジ脇に置く
- お客さんがQRコードを読み取って支払する
その他、マネータップ設定の際に電話番号を登録するのですが、その電話番号もQRコードにあわせて掲示しておけば電話番号での支払いも可能です。
これは、マネータップの特徴で他のQRコード決済ではできません。
まとめ
今回は、マネータップの特徴と個人事業主での活用法についてまとめてみました。
マネータップは、24時間365日個人間送金ができるなど多くのメリットがございます。まだ対応銀行は3つだけですが、メガバンク等が対応されてくると非常に利用しやすくなるはずです。
これからはキャッシュレスの時代となってきますので、個人事業主の方は一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。