みなさん、こんにちは!バスケットマンです。
ついに、念願のミッションインポッシブル フォールアウトを映画館に観に行ってきました!
やっぱトムクルーズはカッコイイですね。また、相変わらず無茶してましたが 笑
さて、今回は自営業が節税するための基礎知識として貸借対照表、損益計算書についてご説明したいと思います。
青色申告の自営業者は、確定申告書と損益計算書を添付しないといけませんでした。
詳しくは、プロが教える!!自営業が節税するための手法(青色申告制度)
をご参照
そもそも貸借対照表、損益計算書ってなんなの?
とお思いの方がいらっしゃるでしょう。
この二つの書類は節税する上ではもちろん、これから事業を行っていく自営業には経営において非常に重要な書類となります。
初心者向けにわかりやすくご説明しますので、ぜひイメージだけでもご理解頂ければと思います。
では、いきましょう!
貸借対照表とは?
まず、貸借対照表です。
貸借対照表とは、ある一定時点での企業の財政状態を示す書類です。別名バランスシートといわれています。
よくわかりませんね。
わかりやすく言いますと、開業から現在まで積み重ねた現預金や借金などをまとめた表のことです。実際にあるものというイメージでしょうか
実際の貸借対照表をご覧ください。
資産 | 負債 |
純資産 |
貸借対照表は、大きく資産、負債、純資産の3つに分かれます。
資産とは、現預金とか土地、建物等のことです。プラスの財産ということです。
負債とは、銀行の借入金などのマイナスの財産のことです。
最後に、純資産は、その会社の利益の蓄積分のことです。厳密には、資産から負債を差し引いたものを純資産といいます。プラスの財産からマイナスの財産を差し引いた残りの利益の部分ということですね。
例えば、平成20年に100万円を元手に事業を始めたとします。事業を開始したらあらゆる取引を行いますね。
機械を買ったり、借り入れをしたり、そしてこの年は利益がでたり、逆に赤字になった年もあったり
そして、10年後の平成30年、銀行預金が1,000万円、機械が1,000万円、借入金の残額が1,000万円ありました。その、30年時点での一覧表が貸借対照表です。
この例での貸借対照表は以下の通りとなります。
(資産)
預金 1,000万 機械 1,000万 |
(負債)
借入金 1,000万 |
(純資産)
資本金 100万 利益 900万 |
純資産の利益900万円は、開業からの利益の蓄積の合計額となります
お金でイメージできない場合は、自分の身体におきかえて考えてみて下さい。
人間は、生まれてから成長していって現在の姿があるわけです。
ずっと運動をされてきた方は筋肉がしっかりした身体になってますし、不摂生をしてきた方であれば太った身体になったり、病気になってしまったり、
それぞれの現在の姿があるわけです。その状態が、会計でいう貸借対照表のことなのです!!
損益計算書とは?
次は、損益計算書についてです。
貸借対照表は、ある一定時点での企業の財政状態を示す書類でした。
それに対して、損益計算書とは、会社の一定期間における収益、費用、利益を示す書類です。
簡単にいうと、一年間でいくら儲かったか、損したかを示すものです。
自営業の方であれば、一年間の利益がどれくらいあるのか気になるはずです。その金額を求めるのが損益計算書なのです。
貸借対照表は、ある一定時点での財政状態、損益計算書は、ある一定期間での利益を求める書類という違いがあります。
損益計算書は、以下の通りです
経費 | 売上 |
利益 |
事業所得は、売上から経費を差し引いて計算しましたね。
事業所得を損益計算書で計算してるわけです!!
事業所得の計算方法については、
損益計算書も自分の身体に置き換えて考えてみましょう。
例えば、日頃の不摂生がたたって体重70kgの肥満になった方がいます。それから、規則正しい生活を行い1年間後には体重が60kgになったとします。
この1年間(一定期間)で10kgの減量(利益)に成功したということになります。これが、会計でいうことろの損益計算書です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は自営業が節税するための基礎知識として貸借対照表、損益計算書についてご説明しました。
貸借対照表は、開業から今までの自営業の財政状態を示すものでした。
対して、損益計算書は、その年の経営成績を示すものでした。
どちらの書類もとても重要な経営の指標となりますので、ざっくりとで構いませんのでご理解頂ければと思います。
では、また